2014年04月05日
祈祷と供養の違いとは?
白狐山は神社とお寺が一緒になっている為か、先日、「最近いいことがなくて・・・ご祈祷?ご供養?できますか?」と尋ねて来られた方がいました。
白狐山は、なんと両方出来ます(笑)
祈祷と供養の違いといいますと・・・ただ漠然と「祈祷」といえば神社へ、「ご供養」といえばお寺というイメージではないでしょうか?(違う方はすみません)
そこで、本日は祈祷と供養の違いを書きたいと思います。
「祈祷」とは祈願や祈念ともいい、神さまのご加護をいただけるように願い求め 、除災増福を祈ることをいいます。
「供養」とは、(仏教では)仏、菩薩様等、相手に尊敬や真心の念からお香・お華・蝋燭・飲食などの供物を捧げることをいいます。
他に日本の民間信仰では、先祖や故人へ供え物などをしてその冥福を祈る「追善供養」のことを意味することが多く、仏教の供養とは別に「死者への対応」という意味で広く供養と呼ぶこともあります。
仏や人間の他、動物や、人の生活に密接した物や道具に対しての供養も行われています。
例えば、 動物供養、人形供養、針供養、くし供養、鏡供養、写真供養、仏壇供養、経典供養、印章供養などあります。
(上記の内容は、私が聞き育った事に自分で勝手な解釈したものを加えて自分の知識としている内容を載せているので、神職者の方や僧侶の方から見て「随分勝手な解釈だ」と思われましたら申し訳ありません。どうぞ参考程度に、皆さんのお役に立てれば幸いです)
ちなみに、白狐山にお願いに来られた方はといいますと・・・
折角の機会だからということで両方を希望されました
ご自身への「厄払いのご祈祷」(←ちょうど厄年にあたったようなのです)と
先祖への追善供養ということで「先祖供養」をされていかれました。
両方望まれる方は少ないのですが、今考えると、両方できるのも神仏混淆ならではなんだろうと思いました。
午前は、雪が少し降ったので心配しましたが、午後になったら日が差してきましたね
本日も皆様にとって、素敵な一日を過ごされていますように