白狐山ブログ　～浄庵のブログ～

今や夏の風物詩である花火大会が真っ盛りの時期ですね。
庄内でも、もうすぐ酒田と鶴岡の花火大会がありますね
行きたいなあ

ところで、花火大会ってどうして夏の風物詩になったのでしょうか？

（冬は寒いからいいとして）春や秋でも良さそうなのになぜでしょう？
「夏の暑い夜だから、夜外に出て涼をとりたい」説などを昔聞いたことがあるのですが、面白い「説」を見つけたので紹介したいと思います♪

なんと『霊を供養するための花火』説というものです！！
（相変わらず、神仏に絡めていてすみません）

でも、確かに夏の花火の多くはお盆に近い時期に行われますよね。

歴史をたどると、1733（享保18）年、暴れん坊将軍で知られる8代将軍吉宗の頃。
前年（享保17）の『享保の大飢饉』とコレラの大流行による死者の慰霊や鎮魂、悪霊退散祈願のため8代将軍吉宗は水神祭を挙行しました。その後、水神祭にちなんだ『両国川開き』が始まり、その時に花火をあげるようになったそうです。
これ以降、川開き初日に花火を打ち上げるのが恒例となりました。

「川開き」とは、納涼開始を祝い，水難者の供養や水難事故防止を願っての水神祭をも兼ねた行事のことです。
7月中旬から8月上旬にかけて各地の河川で行われます。
中でも東京隅田川の川開き（←両国川開きの事のようです）は有名。

内容は見つけた資料を元に自分なりの解釈で載せている内容の為、もし間違った解釈のところがありましたらご容赦ください。 しかし、この説明で少しでも皆さんの参考になれたら幸いです。

花火でもそうですが、つくづく日本人は「供養」をする気持ちを抱き、「先祖や故人」「神仏」を大事にするんだなあと感じました
（生意気な言い方ですが）そんな日本人に生まれてとても誇らしく思います

花火大会へ行くときは、供養の意味でも楽しまなきゃいけませんね

皆様にとって、本日も素敵な一日になりますように