2013年07月14日
「鳥居」とは
鳥居って、どうして「神門」じゃなく「とりい」と言うの?
なぜ神社がないところにも「鳥居」があるの?
なぜ色が「赤」なの?と思いませんか?
私が聞き育った事に自分で勝手な解釈したものですが少しでも皆さんの参考になれたら幸いです
では、早速♪
「鳥居」とは人の領域と神聖な領域(神社の入口や山、川、陵墓等)の境目に立て、神域を示す一種の門です
数え方は、「1基、2基」と数えます♪
(↑私、つい最近まで一本二本と数えてました)
ひとつの参道に複数の鳥居がある場合は、一番外側から「一の鳥居、二の鳥居」と呼びます。鳥居は、その社を信仰する人々の「願いが通りますように」という気持ちにより奉納(神仏に喜んで納めてもらうために物品を供えること)されたものです。
鳥居が赤なのは、その色が生命の力を感じさせ、邪気を追い払う「魔除け」を表す色だからです
鳥居の始まりは
天照大神(あまてらすおおみかみ)様が天岩戸(あまのいわと)に隠れた時、朝が来たと勘違いさせる為に「常世の長鳴鳥(とこよのながなきどり)」(鶏)を岩戸の前の木に止まらせて鳴かせたので、神前に鶏の止まり木を置いたことが始まりとする説があります。
しかし他に、
インドの塔を囲むトラナ説、中国の華表(かひょう)や牌楼(ぱいろう)説、朝鮮半島の紅箭(こうせん)説など、周囲民族の建築に関連する説など様々あるようです。
鳥居の語源も
鶏の止まり木を意味する「鶏居」を語源とする説
鳥居に扉が付いていないので「通り入り」という言葉からきた説
インドのストゥーパ(塔)を囲むトラナ説など様々あります。
鳥居が、神社のお社もないところに建っているのを見かけると「どうして?」と思っていましたが「神域」と考えると、少し納得できますね。その土地が、神聖なんだ♪と思います。
むしろ、どんな神域で鳥居があるのか気になりますね(笑)
本日も一日幸せに過ごせた事に感謝です
皆様にとっても本日素敵な一日でありますように
Posted by 浄庵(じょうあん) at
18:00
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